おととい、買わないでいられたら一番いいなんて、
物を売っている身としては、ちょっと複雑
言ったはいいけど矛盾した居心地の悪さを感じるのは確かです。
じゃあ、最近、自分がものを買う時、どんなことを重視しているかというと
もちろん、物そのものの良さを見抜くのは大事だし
自分は本当にそれが欲しいのか、必要なものなのか、考えて買うのは確か。
だけど、もっと大事なのは
「買うこと」が「楽しい」かどうかみたいだ、最近の私は。
ものそのものじゃなくて、買い物っていう行動の良し悪しが満足の鍵みたい。
単に、野菜やトイレットペーパーを買うのだって
家族と出掛けて行って楽しい気持ちで買ってくるトイレットペーパーは
たとえ2円安いだけのために、高い高いガソリン代を使おうとも
何だかお買い得なような気がしてしまう。
実際、「気がする」っていうのは、大事なことだ。
一人で買いに行くのだって、道中の景色や横切るネコを眺めて楽しめたり
店員さんがゆったり落ち着いた接客態度だったりすると
いいもの買ったなー、また何か必要なものが出た時はここで買お
って思ったりする。
逆に、どんなに良い物でも、良い物だからこそ、人気があるのか
混み込みで大行列だったり、
お客さんも店員さんも殺気立っていて、「勝負」みたいになっている所では
そうまでしてそれが欲しいのか? と考えると、必ずしもそうでもないから
たいてい、買わずにあきらめることが多いし
そもそもそういう場所には足を踏み入れない。
でも、行列を楽しめるタイプの人は、それもまた有りだけど。
要するに、今の私には、物そのものには、あまり価値がないのかも。
だから、自分がそうだからというわけでもないけど
私も、物を売る時、
買った人が、商品以外でも、何か良い物買った!と思ってくれたら一番嬉しい。
(これは通販では、ものすごく難しいことだ。
どのショップの人もみんなそこを悩んでる)
私が、この『まち針日記』に、本来の仕事以外のことばかり書くのも
漠然とでいいから、「この人から買えて、何だかよかった!」と思ってもらえるよう
私の“人となり”をわかってもらう為、
も、 ・・・・ある。
効果が上がっているかどうかは、 多分だけど、
そこそこいい線いってるんじゃないかなーって気がする。
(・ ・)/